設立趣意書

1.趣旨

 佐久市望月地区(旧 北佐久郡望月町)の歴史は古く

 平安時代の御所で行われた儀式のため献上された「望月の駒」と称された駿馬を育てた牧の跡。
 
 甲賀三郎伝説のモデルとなった望月三郎が住まいの望月城跡。

 江戸時代に於いては中山道江戸から25番目になる宿場町として栄えた。

 2,000体にも上る石仏が生活の守り神として祭られてきた。
 
 また、江戸時代から呼称された屋号は、昭和初期まで繭の集散地として栄えた商店や旅館・小料理店にも受け継がれ、時代を超えた独特の融合された現在の町並みにも先人の遺産として残されている。

 しかし、望月町も過疎地域として指定され、少子高齢化の波は他の地域より加速して訪れ、若者も小都市へ移住してしまう状況が続いている。
 
 古い貴重な建物や地域独特の生活文化も都会からのコピーなどにより消滅しかけているなか、私たちはこのような先人が継承してきた伝統や文化が失われて行く状況を憂慮し、次世代に持続させるため、望月城跡の整備活動や一流書家の揮毫による屋号を記した看板を掲げ、現時点では66軒の希望された民家の顔として並んでいる。

 私たちは更に、持続可能なまちづくりを提案し、実践できる21世紀型のまちづくりを目指し、幅広い分野の人達の参加の下、特定非営利活動法人の設立を決意した。

2.申請に至るまでの経過

・ 平成12年11月〜平成14年8月 望月町教育委員会によるまちづくり講座

・ 平成14年10月〜平成15年5月 書家による看板揮毫及び看板設置

・ 平成14年11月 任意団体望月まちづくり研究会発足し、望月城跡整備

・ 平成15年 6月 看板マップ作成

・平成15年 6月 特定非営利法人設立に向け準備開始

・ 平成15年12月4日 設立総会